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ボニータ(Bonita)2号と共に楽しむワクワク&マイトリーな日々♪

ボニータ(Bonita)2号と共に楽しむワクワク&マイトリーな日々♪

カンクン&キューバの旅-3

1月1日(火)

初日の出を見に、早起きして海岸へ・・・
さすがにニューイヤーイブパーティは疲ちかれたび~
残念ながら大きな雲で隠れていて本格的な日の出は見られなかったけど、
まぁ~カリブでの初日の出っうことで、広い心で許しちゃぉ~
ひとまず部屋に戻ってから、水着に着替えて準備万端
カンクンの海&プールに入れるのも今日が最後、
早めにイス取りだけはしておかないとね・・・
と、いうことで・・・早速イス取りにプールサイドに向け、出発!!

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今日はお昼からカンクン最後のオプション、コスモスさんのジャングルツアーに参加。
このジャングルツアーは、カンクンで最もおもしろいオプションの
ひとつなのですが、今回ちょっとした問題が発生したのでした。

11時過ぎにホテルを出発して、船着き場に到着。
このジャングルツアーは保険がないためボートに損傷を与えたり、
事故った場合は自らが弁償しなければいけません。
ツアーに参加する前に事故責任に対して同意書にサインをします。

その後、ボートの操作説明を受けて、いざ出発。
ツアーはボート4~5艘に対して1人のガイドさんがつきます。
ボートの運転は初めてだったので、ノロノロ運転で後続のボートに迷惑を
かけるのもツライかったので一番最後尾の4艘目にしてもらいました。
船着き場を出て、スピード感覚や、ギアの入れ加減を調整しながら、
約30~40分間ボートを飛ばして、シュノーケリングポイントに着きました。

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途中、大型の船やボートとマングローブの林の中ですれ違ったり
結構ハラハラドキドキの連続でした・・・
シュノーケリングポイントは、珊瑚礁や色とりどりの魚たち・・・
大型の魚も見ることが出来ました。
私はグレートバリアリーフやモルディブにも行ったことがありますが、
それらと比べてもこのポイントはかなりおもしろいと思いました。
そのポイントで40分ぐらいシュノーケリングを楽しんでから、
行きに通った同じコースを爽快に飛ばしながら戻ります。
往復とも私が運転いたしました。

先頭のボートに続いて後続のボートが次々に船着き場に入っていきました。
最後に私たちのボートが船着き場に入り、ギアはニュートラルに入れたまま
ボートを停泊させようとしていました。
ここで、事件発生!!
私たちよりも一足先に船着き場に入っていた日本人A夫妻(往路がご主人で、
復路が奥様運転)も運転するボートを停泊場所に入れようとギアを少しだけ
ドライブに入れボートを進めたところ、私たちのボートの側面に追突してしまいました。
ツアーに参加する前に事故責任に対しての同意書にサインはしてありますので、
当然ボートの損傷に対しては弁償しなくてはいけません。
私たちを迎えに来たコスモスさんのスタッフから事故の件を聞きつけて、
すぐにコスモスツアーのFさんがやってきて、即時に対応してくださいました。
数センチのキズでも何万、大きなキズだと何十万も請求されると聞いていたのですが、
ジャングルツアーの主催ツアー会社と交渉の結果、US100ドルということで落ち着きました。

ここである種の問題が発生しました。
どちらがその弁償金を支払うかということです。

普通、事故が発生した場合は、ジャングルツアーの主催ツアー会社が仲介に入って
弁償金の交渉に入るのですが、日本人同士の場合は、日本人同士で話し合って
決めてほしいとのことでした。

コスモスさんは現地スタッフの目撃情報、双方からの状況報告を聞いて、
A夫妻側にまず弁償金の交渉をしました。
しかし、A夫妻はツアースタッフのボート停泊時の合図が曖昧であったことを
理由にスタッフ側の責任を主張していたため、交渉は平行線のままでした。
しかし、状況的に不利なこと、事故責任に対しての同意書にサインをしていることもあって、
弁償金は支払わなければいけないということは、Fさんから説明を受けていました。

福満さんは私たちにも意見を求めてきました。
基本的に私たちのような旅行日程の決まっている観光客は、
はっきりいって無駄な時間やよけいな時間は持ち合わせていないのです。
公道の自動車事故ではなく、今回のようなオプショナルツアー中の事故の場合、
白黒をハッキリつけるために警察に行ったり、裁判所に行ったりするような
行為は出来るだけしたくはないという心理が働いたのも事実です。
もうこの時点で午後の3時半はとうに廻っておりました。
そして、私たちは明日カンクンを立ちます・・・残りの時間は限られていました。
事故状況やツアースタッフからの証言からして、私たちは当てられた方だ、
被害者だと主張したならば、その主張は通ったかもしれません。
しかし、このような膠着状況で平行線のまま闇雲に時間が過ぎていくのも・・・と
いう心理が働いたのも事実です。
また弁償金の総額がUS100ドル程度ということも深層にありました。
結果、私たちは弁償金の一部を負担してもよいとFさんにお話ししました。
そして、A夫妻曰く、こちらが追突したのは事実ですから・・・ということで、
6:4という比率で弁償金を支払うことを双方で承諾いたしました。

私たちは、この選択が正しいとも、最善だとも思っていません。
これを読んで、自分たちが悪くないと思うのなら払うべきではない等の
意見が出ることは当然だと私は思っています。
対応や考えは各人で千差万別ですからね。

これは、あくまでも私たちが選択した事故処理の一例に過ぎません。
そして・・・
この件では、外国人と交渉するよりも日本人同士で交渉する難しさを感じてしまいました。
なぜならば・・・
日本人同士だと感情論、心情論になってしまいがちだからです。

A夫妻と私たちとは、そのときまで面識はありませんでしたし、
同じツアーで日本から参加したわけでもありません。
しかし、もしも同じ新婚ツアーに参加し、現地でまた同じオプションに参加した者
同士でトラブルが発生した場合などは→
非常に難しい微妙な問題をはらんでいるなぁー。と思いました。

今回の事故を今後のジャングルツアーの良い教訓とするためにも、
私たちは帰国後コスモスさん宛に、事故状況報告書を作成し提出いたしました。
また、コスモスさんには、トラブル対応として1艘あたりいくらかの保証金を事前に取り、
ボート損傷事故が発生した場合に補填してはどうか等の具体的提案もいたしました。
今後は、船着き場にてのボートの操作方法や停泊方法についてより具体的に
説明を受けるかもしれません。
今回私たちが遭遇した事故の教訓が生かされて、これからのジャングルツアーが、
より楽しく、より安全なツアーになることを心より願ってやみません。

そして・・・
ジャングルツアーからホテルに戻り、朝から場所取りしてあったプールサイドの
イスに座って、遅い昼食を(タコスの盛り合わせ「メキシカンプレート」)を取りました。
カリブの風に吹かれながらフローズンマルガリータやラムパンチを飲む・・・
もぉー気分は最高~!!
思いっきりカリブの海と空を満喫いたしましたぁ~。

今夜はカンクン最後のイベント・・・紅白歌合戦のビデオを見ながら、
「MITACHI」Tシェフ作の「おせち」料理を食するのだ~。
楽しみ!楽しみ!・・・ぷぷぷっ
アメリカでのテロのため、一時は心配されたおせち料理セールスの落ち込みも
何のその、70食も出たなんて・・・大したモンだよ~。
そのため、彼は一日大忙し・・・昨日からほとんど寝ていないって言っていたなー。
夜の7時頃「MITACHI」に行って、日本酒で乾杯~~!!
いよいよ・・・叶姉妹級の高級でゴージャス?な「おせち」のご登場。

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最近、日本でも本格的なおせち料理なんて食べたことないよー。
また、各自名入りの箸袋まで用意して頂いてちゃってさっ・・・感激っす!!
なんかこうしていると、日本から遠く離れたカンクンに来ているなんて
信じられないよね・・・・・・
そうそう・・・「MITACHI」には多くの在墨邦人の方も来ていましたっけ・・・
当たり前のことなんだけど、海外の日本料理店って日本からの観光客のため
だけにある訳じゃないんだよねぇ・・・
この時、なんだかとてもシミジミ~しちゃいました・・・
ということで・・・夜遅くまで延々と楽しい宴は続いたのでありました。
シェフTを始め、スタッフのみなさん・・・
お疲れのところ、私たちに夜遅くまでおつき合い頂きまして、
本当にありがとうございました。

1月2日(水)

今日は朝から快晴~!!
カンクン&キューバの旅もホントのラスト・終盤です。
朝食には、一年に一度しか出さないという和定食を選択。
納豆、塩海苔、シャケ付きの定型的な和食の登場で・・・これまた感激。
懐かしくて、おいしくてご飯もおかわりしちゃいました。

私たちは荷造りを済ませ、朝の8時にヒルトンホテルをチェックアウト。
午前10時過ぎのアラスカ航空でLAを経由し日本に帰ります。
Tちゃんとは昨日お別れのご挨拶をしておいたので、
S子恒例の、涙・ナミダぁ~のお別れ攻撃は避けられたけど・・・
お世話になったコンシェルジュ姉さんとのお別れには、
やっぱり・・・ウルルン~状態でした。(・_・、)ウルウル
「おおきに~」「グラッシャス」を連呼し、楽しかったカンクンを
あとにしたのでありました・・・。(^。^)/~~

前回の轍を踏まず空港税も先に払ったし・・・
定刻通りAS 225便 10:25 カンクン発でLAに向かったのでした。
ASは、一日一便なのでまたまた帰りも満席。
大したサービスもないくせに~
ちょっと食べると胃の中で、異様に膨れてすぐに腹いっぱいになる飯だすくせに~
何時間乗ろうとエンターテーメント=映画もやらないくせに~プンプン。
なーんてぼやいているウチに、LA 14:10着。
帰りもまた、エレファントツアーの2時間チャーターを利用して、
新しくオープンしたハリウッド&ハイランド(チャイニーズシアター付近)に遊びに行きました。

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日本人の大好きなDFS免税店や、数々の屋台等・・・なかなかおもしろしところなのだー
この日は昨年のクリスマスとは違い、LAも真冬状態。
すごくさむぅーござんした。
この寒さが・・・あとで我々にとんだ悪さをすることになろうとは、
いたいけな私たちには予測不可能なことでした。。

散策の後に、オープンエアーのベンチで焼きたてのプリッツェルをほおばり、コーラをガブガブ。

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そろそろ陽も落ちてきたので、ホテルへ行こうということになり、
今夜宿泊のW Hotel Los Angeles Westwoodにチェックイン。
最近出来たてのホテルで・・・まあお試し泊まり。っうことで選択してみました。
W Hotel系のスタッフって、アーバンライフよろしく、みんな黒ずくめなのよねー。
ちょっとコワイ。。~(∋_∈)

垢抜けていて、おしゃれで、洗練されているんだけど・・・
なんかニューヨークのホテルみたいで、LAには???。
サンタモニカにあるフェアモントホテルとかマリナデルレイのリッツホテルの方が
LAらしくて、私は好きだなぁ~。

お部屋はほとんどがリビングとベッドルームが別れているスイートタイプね。
室内も広くて、ちょっとしたパーティできるぐらい広さ。
さてさてそろそろドレスアップでもして夕食を・・・ルンルン
ふと、隣を見ると・・・
S子の様子がなんかヘン。。
いつもは、お腹減ったぁー。って、夕食時はハリキリパワー全開なのに・・・
顔色もあんまりよくない。
でも、とりあえず一階に降りてレストランに行こうとすると、
食欲がない、お腹の調子が悪い。と言い出して・・・
こりゃヤバイとばかりに、部屋に戻り・・・部屋に戻るなり、速攻にトイレにGo!

哀れ・・・S子さんは・・・
LAにて、どえりゃーことになりました。
バスルームのあちらこちらにう○○が飛び散る惨状に・・・
ちょっと誇張入っているかな?・・・許せ、S子ちゃん。。
でも、そのぐらいすごかったんだからぁーー!!!

大丈夫?病院行かなくて??と声はかけども・・・
バスローブにくるまり、持参のお薬を飲み飲み・・・少し様子を見ますとのこと。。
とりあえず、暖まるものをと・・・スープ等夕食をルームサービスでお願いしました。
LAは”暖かい”という固定概念が日本にコートを置いてくる要因・・・
やっぱ、カーディガンだけじゃ~ムリだよぉぉー~~ S子さん。。
1月のLAの寒さがもたらした悲劇でした。

1月3日(木)

朝から良いお天気。。
S子もなんとか帰国は出来る状態らしい。よかったね~ホッ。

朝8時過ぎにホテルをチェックアウトして、車で空港に向かいました。
カウンターが比較的空いていたので、スムーズなチェックイン。
急な病のため、化粧もせずチェックインしようとしたS子さん。。
パスポートと顔がちがぁ~うぅー。と、空港の職員に止められやしないかと、
あたしゃ~ドキドキだったよ。
NW 0001便  11:20定刻通りに~LAを出発。

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機内では食事もとらず、ひたすら爆睡のS子さん・・・
そして、なんとか無事?に帰国の途についたのでありました。

そして・・・ついに・・・
カンクン&キューバの旅・・・
これにて~ジ・エンドでございますぅ~。。m( _ _ )m

追伸)

Tちゃんは、カンクン→バンクーバーと異動した後、
無事年期も明け・・・2004年、日本在となりましたとさー。


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